【Ｗｅｂ限定記事】地元養豚農家が小学校で食育授業

神奈川生まれ「やまゆりポーク」の理解深める

　神奈川県本部が事務局を務めるやまゆりポーク生産者協議会は、11月8日に藤沢市立浜見小学校、11月15日に相模原市立若草小学校、12月12日に平塚市立旭小学校の児童延べ264人に「やまゆりポーク」についての食育授業を実施しました。

　授業では同協議会生産者の安西雄次さん、石崎琢也さんをはじめ、県畜産技術センターや県本部職員らが講師を務め、畜産の基礎的な知識や「やまゆりポーク」のこだわりの飼育法などを伝えました。

　児童からは「豚は一日にどれくらい餌を食べるのか」「やまゆりポークのおいしい食べ方は何か」「豚を出荷するときに悲しい気持ちにはならないか」など率直な質問が上がり、真剣に話を聞いていました。

　また、各小学校に寄贈された「やまゆりポーク」は給食で振る舞われ、「おいしい」「味が違う」といった声が上がり、児童らは喜んで完食しました。講師を務めた安西さんは「こだわりを持って大切に育てたからこそ、残さずおいしく食べてほしい」と授業を締めくくりました。