県本部だより
徳島県本部
2023年12月18日(vol.1058)
「国消国産月間」に多彩な取り組み
地元の農産物を味わい農業の大切さを伝える
徳島県本部は、消費者への食料安定確保の関心を高めるため制定された10月16日の「国消国産の日」に合わせて、10、11月の「国消国産月間」にさまざまな取り組みを行っています。
フードバンクへ県産農産物
10月16日、坂本雅彦県本部長が「国消国産の日の取り組みとして、おいしい地元の農産物を味わっていただき、農業の大切さを伝えていきたい」とNPO法人フードバンクとくしまの清田麻利子理事長へ県産「あきさかり」の新米150kg、「なると金時」250kg、飲料「ザすだち」1500本を贈呈しました。
清田理事長からは「寄贈していただいた新米や季節の農産物は、子どもたちに食の大切さを伝えながら大事に使っていきたい」とお礼の言葉と県本部の支援活動に対する感謝状をいただきました。
寄贈した農産物は、フードバンクとくしまに登録している里親会やこども食堂で活用される予定です。
JA秋のこども食育フェスタ
11月18日、子どもたちが成長していく過程で食への関心や興味を高揚し、食の大切さ、食を支える農業の役割などへの理解促進を図ることを目的に徳島市のJA会館で「JA秋のこども食育フェスタ」(主催=JAグループ徳島)を開催しました。
当日は親子約250人が来場し、お米に関する講演や「やさい〇×クイズ」でにぎわいました。県本部のブースでは、「1日分の野菜摂取目標350gぴったり当てクイズ」と県産米を使用した「デコ巻きずし」体験を行い、職員は子どもたちに県産農産物のおいしさやバランスの良い食事の大切さ、みんなで調理し食べることの楽しさを伝えました。
国民が必要とし、消費する食料はできるだけその国で生産する「国消国産」の考え方を多くの方々に知ってもらうために、今後もこうした支援への協力を行っていきます。