第41回全農酪農経営体験発表会「未来を創る 酪農のなかま」を開催
酪農家と組織が優良取り組み事例を発表
全農は11月30日、第41回全農酪農経営体験発表会「未来を創る 酪農のなかま」を開催しました。
本大会は酪農家の経営安定および酪農業界の発展に寄与することを目的としており、これまでは酪農家の優良経営事例に焦点を当てて開催してきました。今年度は厳しい酪農環境を業界一丸で乗り越えていきたいという思いを込めて「未来を創る 酪農のなかま」を副題とし、酪農家だけでなく、酪農業界を支える関係組織の方々からも優良な取り組み事例の紹介がありました。
今年は北海道のJAひがし宗谷、岩手県の全農岩手県本部と葛巻町(くずまきちょう)酪農ヘルパー利用組合、神奈川県の神奈川県畜産技術センターとリトルリバーファーム(小川牧場)、島根県のダムの見える牧場(大石牧場)、宮崎県の(一社)宮崎県酪農公社と上原牧場から取り組みの発表がありました。
また、特別企画として全農の酪農理解醸成イベントにも協力いただいている北出愛さん(北海道山岸牧場)、富澤裕敏さん(群馬県富澤牧場)も登壇しました。
当日の様子は発表者ごとに全農酪農部のYouTubeチャンネルでご覧いただけます。
各発表作品はこちらから
https://www.zennoh.or.jp/milk/award/last/index.html
第17回全農学生「酪農の夢」コンクール表彰式
当日は全農酪農経営体験発表会の併催企画として、酪農の将来を担う学生を対象とした「第17回全農学生『酪農の夢』コンクール」の表彰式も行われました。
コンクールは、将来日本の「酪農」を担う畜産・酪農・農学などを学ぶ学生から、「酪農の夢」をテーマに作文を募集するものです。全国から150作品以上も寄せられ、日本の酪農業界に新たな息吹を吹き込み、若さあふれる夢いっぱいの作品の中から、静岡県立藤枝北高等学校の半田花楓さんの「牛ロスから考えること」が最優秀賞に輝きました。
表彰式の後には、酪農経営体験発表会に参加した酪農家と夢コンクールに参加した学生との座談会を開催し、酪農家の皆さんから夢をかなえるための貴重なアドバイスをもらいました。
なお、本コンクールの作品は特設HPに掲載しています。
特設HPはこちら