仙台市内の専門学校生が農業を体験

パティシエやシェフめざし素材の大切さを学ぶ

　全農東北プロジェクトは仙台スイーツ&カフェ専門学校（三幸学園）の1年生150人を対象に、農作物生産の作業過程を学び、収穫の喜びを体験するアグリ実習を実施しました。

　学生たちは、7月17日と25日の2日間、宮城県山元町の（株）やまもとファームみらい野の協力で、猛暑の中、主力品目イチゴの苗パレットを育苗温室から冷蔵庫に移動する作業や、サツマイモ畑の雑草処理、タマネギの選別とジャガイモの収穫作業を体験しました。

　実習は4年目を迎え、将来のパティシエやシェフなどプロを目指す学生たちが、食材ができるまでを学び、農作業体験を通じて、農業への理解を深める貴重な機会となりました。この体験を生かして、食材を大切に、おいしさを追求できる人材に成長することを期待しています。