山形県本部と農林中金がＪＡを支援

営農・経済事業の収支改善に向け互いの得意分野で協力

　山形県本部と農林中央金庫山形支店は、JAさがえ西村山の営農・経済事業収支改善プログラムに連携して取り組んでいます。

　プログラムは組合員への対応強化や営農・経済事業の収益力向上によるJAの経営基盤強化を図るため、事業分析や課題の「見える化」を行うものです。課題に対する改善策はJA自身が検討・実施し、全農と農林中金は実行に向けた体制づくりのサポートなどを行います。

　JAの収支構造を分析して収支改善に向け対応する農林中金の「JA営農・経済事業の成長・効率化プログラム」に、JAの営農・経済事業が抱える個別課題や県域・広域課題の事業実態を詳細に把握し対応する全農の「JA総合分析・事業活性化プログラム」の視点を加えて取り組んでいます。

　今後は各事業の課題を洗い出すため、JA担当責任者へのインタビューや分析を行い、10月までに施策の検討・計画を策定する予定です。