JA全農×JR西日本 みのりみのるマルシェ JR西日本の主要駅へ拡大
JA全農「みのりみのるプロジェクト」とJR西日本は、平成27年度に締結した「地域振興支援に関する連携協定書」に基づき大阪市のJR大阪駅で「みのりみのるマルシェ」を継続開催し、生産者と消費者をつなぐとともに行政と連携したIターン・Uターン促進に取り組んできました。4年目となる今年度は、JR大阪駅に加え、JR西日本管内の主要駅へ、この取り組みを拡大する計画です。
平成30年度第1弾「大阪の実り」は、大阪府南部の3JA(JA大阪泉州、JAいずみの、JA大阪南)が出展し、地元野菜の旬な食べ方を紹介するとともに、アトリウム広場に設置されている大型モニター 「 O‐Vision」 に地域の魅力や生産者のメッセージを放映し、地元の農産物をPRしました。
伝統野菜や特産ずらり
今回のマルシェでは、江戸時代から栽培が続き、あくが少なくて果実のようなジューシーさが魅力の「泉州水なす」、肉質が柔らかくて焼きなすや揚げなすといった幅広い使い方ができる別名「千両なす」とも呼ばれる「大阪なす」、大阪でブドウ栽培のイメージはあまり持たれないかもしれませんが実は全国屈指の収穫量を誇る「デラウェア」、明治時代から本州で最も早く栽培が導入されたとされ「日本のたまねぎ栽培発祥」とも言われる「泉州たまねぎ」といった大阪の旬な農産物を取りそろえ、地域の魅力と地元の農産物をPRしました。
農産物を購入されたお客さまからは「新鮮なブドウやナスを購入できてうれしい」「大阪で野菜やブドウが栽培されているのは知らなかった。家に帰ったらすぐに味わいたい」という声が聴かれました。出展JAのTACや担当者からも「大阪で新鮮な野菜を栽培していることを紹介でき、地域PRにつながった」と好評でした。
新規就農へ情報提供も
また、地域へのIターン・Uターンを支援する取り組みとして大阪府の相談窓口を設置し、新規就農に関する情報提供を行いました。
次回は7月7~8日に「和歌山の実り」、7月21~22日に「加賀・能登の実り」を開催予定です。今年も10回にわたり各県・各JAによるマルシェを開催します。旬な農産物を味わいに、ぜひともみのりみのるマルシェにお越しください。