ニュース&トピックス
秋田県本部
2023年8月7日(vol.1043)
【Web限定記事】県北地区の重点品目キュウリ出発式
県内や首都圏を中心に2150tの出荷見込む
秋田県本部が事務局を務める「県北地区園芸戦略対策協議会」は7月5日、秋田県の県北地区青果物の重点品目であるキュウリの出発式を開催しました。
出発式はJAかづの大曲集出荷所で行われ、県北地区のJAや県、県本部の関係者らが出席しました。主催者あいさつでは同協議会の菅原俊二副会長が「本年度の生育状況は、定植後に低温や曇天で生育が一時停滞したが、天候の回復により順調に生育している。生産や流通において厳しい環境下にあるが、キュウリの生産技術の向上と物流改革の推進、消費宣伝活動を強化し、生産者の所得向上にむけて地域一丸となって取り組む」と話しました。
県産青果物と秋田犬がデザインされたトラックの前で、テープカットやミス・フレッシュ秋田からドライバーへの花束贈呈を行った他、JAかづの阿部浩一常務理事の音頭による頑張ろう三唱の後、京浜市場へ出発するトラックを参加者全員で見送りました。
会場では、ミス・フレッシュ秋田がキュウリの試食を勧め、参加者は鮮度や食感を確かめていました。涼しい気候ときれいな水で栽培される同地区のキュウリは実の締まりがよく、市場でも高い評価を得ています。キュウリの出荷は10月ごろまで続き、県内や首都圏を中心に2150tの出荷を見込んでいます。