ニュース&トピックス

ニュース&トピックス
青森県本部

「ザルビオ」×スマート農機で田植え

収量安定化や肥料コスト低減へ可変施肥試験

 青森県本部は2023年度から、全農の「ザルビオを活用した可変施肥技術」の検討を始めました。5月23日には農機メーカーのヤンマーアグリジャパン(株)と協力し、五所川原市のJAごしょつがる管内の圃場(ほじょう)で同技術を用いた田植えを行いました。


 同技術は、栽培管理支援システム「ザルビオ」による可変施肥マップを活用した側条施肥田植機により可変施肥を行うもの。衛星画像やAI分析により、効率的な生育の把握や適所・適量施肥が可能になります。また、データに基づいて施肥量を調整し、生育の均一化を図ることもでき、収量安定化や肥料コスト低減などが期待できます。

 試験場所は、同JAの生産者・今茂氏の圃場。当日は、ヤンマー製の田植機を用いて50aに県産米「まっしぐら」の田植えをしました。

 県本部営農購買部営農対策課の佐々木勉課長は「今後、JAや生産者の協力を得ながら生育状況を調査し、同技術の確立に向けて検討を続けていきたい」と意気込みを語りました。

ザルビオ活用の可変施肥技術を用いた田植えを行う担当者ら(5月23日、五所川原市で)

カテゴリー最新記事

ページトップへ