【Ｗｅｂ限定記事】全農乾椎茸品評会の農林水産大臣賞などの受賞を決定

埼玉県久喜市で審査会、全国17県から538点出品

　全農は第56回全農乾椎茸（しいたけ）品評会審査会を６月8日、埼玉県久喜市にある椎茸事業所入札場で開催し、全国17県538点の出品の中から各賞の受賞者を決定しました。

　今年の原木乾椎茸は、2月以降の気温が高く推移した影響もあり、例年にも増して栽培管理が難しい年となりました。春子作柄も全国で前年比91％の1500tと推定しています。そのような状況の中、全国から多くのご出品をいただいたことに感謝申しあげます。

　厳正な審査の結果、農林水産大臣賞5点をはじめ、6部門41点および奨励賞3点の入賞を決定しました。また、団体優勝として全農鳥取県本部、準優勝に静岡県経済連を選出しました。

　乾椎茸に含まれる「グアニル酸」は、昆布の「グルタミン酸」、かつお節の「イノシン酸」とともに、3大うま味成分を構成しています。また、現代人に不足していると言われる「ビタミンD」を多く含んでいます。

　全農は、生産者と消費者の懸け橋となり原木乾椎茸の『おいしさ』と『栄養』をたくさんの人に知ってもらい、食べてもらえるよう取り組んでいきます。