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秋田県本部

農業用ドローンによる水稲種子散播実演会

ICT技術を活用してスマート農業を普及促進

 秋田県本部は5月9日、生産者、JA秋田おばこ、(株)丸山製作所の協力のもと、大仙市で「農業用ドローンによる水稲種子散播(さんぱ)実演会」を行いました。県内の生産者やJA担当者も参加しました。


 近年、生産現場で導入が進む農業用ドローンの使用は除草剤や殺菌殺虫剤の農薬散布がメインとなっていますが、水稲種子散播のニーズもあります。しかし、水稲種子散播はオペレーターの熟練度によって吐出量の調整や均一散布への影響が大きいことが課題となっており、今回の実演会は目標収量が得られる好適な散播条件を確認するために実施されました。

 実演会では約1haの圃場(ほじょう)に、DJI社製ドローン「T30」を用いて、業務用多収品種「ゆみあずさ」のべんがらモリブデンコーティング種子を10a当たり約5kgまき、散播時間や均一にまかれているかなどを確認しました。

 県本部は引き続き、ICT技術を活用したスマート農業の普及促進に取り組んでいきます。

圃場を飛ぶDJI社製ドローン
圃場を飛ぶDJI社製ドローン
散播された業務用多収品種「ゆみあずさ」
散播された業務用多収品種「ゆみあずさ」

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