ニュース&トピックス
輸出対策部
2023年6月12日(vol.1038)
【Web限定記事】輸出産地づくりへJA向け合同説明会
青果物を中心にJAグループが連携して支援
全農を含むJAグループは6月2日、全国のJAを対象に輸出産地づくりに向けた合同説明会を開催しました。説明会には全中、全農、農林中央金庫、JAいわて中央の他、農林水産省、アグリビジネス投資育成(株)が出席し、全国からJAを中心に125以上の団体、約250人がオンラインで参加しました。
説明会では、農林水産省の山口靖輸出促進審議官が農林水産物・食品の輸出拡大について報告し、輸出情勢や輸出に対する政府の取り組みについて説明しました。また、JAいわて中央の横澤勤販売対策担当部長が、同JAで取り組むリンゴ輸出のメリットや課題などを説明し、工夫を重ねながら産地が一体となって輸出を拡大してきた経緯を紹介しました。
全農の由井琢也参事、農林中央金庫の森順次営業企画部長は、農家の所得向上や生産基盤維持に向けて、JAグループが連携して青果物を中心とした輸出産地づくりを進めることを説明しました。
今後は7月にかけて全国のJAに対して輸出産地づくりに向けた意向調査を実施し、意欲ある産地に対して、JAグループが一丸となって多面的な支援を行っていきます。