小学生向けの食農教育補助教材を贈る

下敷きにお米づくりカレンダー、パンフレットでSDGsも紹介

　秋田県本部は、2006年度から小学生向けの食農教育補助教材を作製し、県内の小学5年生と特別支援学校の児童・生徒に贈っています。今年度も小林和久県本部長とJAバンクあきたの安田雄幸支店長が4月14日に県庁を訪れ、補助教材を猿田和三副知事へ贈呈しました。

　下敷きには、米作り学習で活用できるよう「秋田のお米づくりカレンダー」と、米の生産量などを紹介した「秋田県の農業」を掲載しました。下敷きに記載した2次元コードは県本部のホームページにつながり、詳しい内容を確認することができます。

　パンフレットでは、日本の食料自給率や食品ロスの問題などに触れながら、子どもたちが日頃の食生活で実行できる事例を持続的な開発目標（SDGs）と関連付けて紹介しています。

　教材を受け取った猿田副知事は「日頃の学習や体験を通じて、子どもたちには秋田の農業を支える存在になってほしい」と話しました。