JAズームイン

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山梨県
JA梨北

山梨のブランド「梨北米」を育む「安全」「安心」で日本一の産地を目指す

清流水や長い日照時間 恵まれた気候を生かす

 山梨県のJA梨北は甲府盆地北西部の八ケ岳南麓に位置し、韮崎市・北杜市・甲斐市の一部(旧双葉町)を管轄エリアとしています。ノーベル医学・生理学賞を受賞された大村智博士のふるさとです。山梨のブランド「梨北米」をはじめ、果樹・野菜・甲州牛など、多彩な農畜産物を生産しています。  

 JA管内は「日本名水百選」に選ばれる名水の里を擁し、南アルプスの清流水が流れる自然豊かな環境です。北杜市明野町は、日照時間の長さ日本一を誇るなど、安定した気候に恵まれています。こうした地の利が育んだ米が「梨北米」です。

山梨のブランド「梨北米」

 

幻の米「農林48号」「おにぎりの神」と評判

 「梨北米」は日本穀物検定協会による米の食味ランキングで通算10回「特A」を受賞し、2008年には「日本一おいしいお米」に選ばれるなど、良食味のブランドで知られています。また、生産量が少なく全国に出回らないため、幻の米と呼ばれる「農林48号」は、SNS(交流サイト)で「おにぎりの神 降臨!!」と呼ばれ、冷めてもおいしい米と称賛されました。

 「梨北信玄米」は、農林水産省の特別栽培農産物表示ガイドラインに従い、化学肥料・農薬の使用を基準値の50%以下で栽培した「安全」「安心」な米です。

「梨北米」を長崎幸太郎県知事(左)に贈呈する小池啓一代表理事組合長
 

集荷量や品種構成 卸業者にも応える

 21年(令和3年)産米は、品質では1等比率(A1等・1等)91.5%と高品質米となりました。米の販売環境は厳しい状況が続いていますが、卸業者に対応する集荷量の確保や品種構成を図りながら「梨北米」産地を維持しています。

恵まれた水と日照時間で育つ「梨北米」
 

JA梨北(山梨県)

概要 2022年1月31日現在
正組合員数 1万1277人
准組合員数 4055人
職員数 232人
販売品取扱高 39億円
購買品取扱高 31億2000万円
貯金残高 1020億2000万円
長期共済保有高 3257億8000万円
主な農畜産物 水稲、果実、野菜、畜産

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