【Ｗｅｂ限定記事】「セブンプレミアム 山形県産月山ぶどうサワー」発売

セブン＆アイ・ホールディングスとの共同開発商品

　全農は（株）セブン＆アイ・ホールディングスと、「セブンプレミアム 山形県産月山ぶどうサワー 400ml」を共同開発しました。東北・北関東・新潟北陸エリアを中心としたセブン‐イレブンの約3700店（※１）と全国のイトーヨーカドーなど、セブン＆アイグループの店舗で順次発売しています（※２）。

　原料となった山形県産「ヤマ・ソービニオン」は、1990年に日本で開発された赤ワイン用のブドウ品種で、日本に自生する在来種のヤマブドウと「カベルネ・ソーヴィニヨン」の交配品種です。ヤマブドウの持つ野性的な風味やすっきりとした酸味と「カベルネ・ソーヴィニヨン」の持つ上品で芳醇（ほうじゅん）な香りが特徴です。

　新型コロナウイルスの感染拡大による消費減少と、2020年産「ヤマ・ソービニオン」が豊作となったことが重なり、「ヤマ・ソービニオン」果汁の供給が過剰になりました。

　この「ヤマ・ソービニオン」果汁の活用方法について、セブン&アイ・ホールディングスと協議し、同果汁を10%使用した、ジューシーさと酸味あふれるサワーを開発しました。また、リキャップボトルを採用することで飲み口が広く、より芳醇な香りを感じやすい商品としました。

　この取り組みは、国連の定める持続可能な開発目標（SDGs）の「9 産業と技術革新の基盤をつくろう」「12 つくる責任つかう責任」にも資するものです。

　全農では今後もこの取り組みを全国の産地・品目に拡大し、産地や他企業と連携した共同開発を続けていきます。

※1　2022年10月末現在

※2　店舗により、取り扱いのない場合があります。