岩手県内３ＪＡ目の農家戸配送稼働

物流センター開設で効率化とサービス充実へ

　岩手県本部とJA新いわては9月26日、JA全農いわて新岩手物流センターで農家戸配送南部・八幡平・東部地域出発式を行いました。JA新いわて、岩手県本部の職員をはじめ、配送業社含む関係者ら約70人が参加しました。

　農家戸配送は、JAが農家組合員から受注した肥料、農薬や生産資材などを組合員宅に配送する業務です。

　JA新いわてでは、配送と受発注業務の効率化によるコスト削減やサービスの充実を図るため、県本部へ農家戸配送業務を委託しました。

　県本部は滝沢市にJA全農いわて新岩手物流センターを開設し、再委託先の全農物流（株）とともに効率的な配送体制の構築を図ります。

　県内では、これまで2004年にJAいわて花巻、その翌年にJAいわて中央で農家戸配送を稼働しており、今回のJA新いわては県内3JA目の参画となります。

　県本部生産資材部の立花工部長は「南部・八幡平・東部エリアの経過を踏まえ、将来的にはJA新いわての戸配送エリア拡大を視野に検討を進めていく」と展望を話しました。