クロスメディア広報で県産農畜産物をPR
JAおおいたは、県内を事業エリア(3JAを除く)とする県域JAです。「地域に根差した情報発信の展開」を自己改革の一つとし、「地域と食の未来をつなぐ」を組合の役割および広報活動のテーマに位置付け、広報誌、コミュニティー紙、ホームページ、テレビ番組をつなげ広がるクロスメディアスタイルの広報活動により県産農畜産物のPR・消費拡大に取り組んでいます。
また、2019年に組合員とその家族に親しみを持っていただくために公式キャラクター「アグリ・ザ・キッド」「みのりめぐみ」を誕生させ、JAの広報活動にとって欠かせない存在となっています。
さまざまな媒体使い広く情報発信
統一広報誌「JOIN」は毎月約6万部発行しており、2021年11月号で150号を迎えました。「JOIN」は、「JA OITA INFORMATION NETWORK」の略で、同JAの情報通信として、組合員とのつながりを大切に楽しい広報誌を作っていくという思いを込めています。各地域での活動やイベントを紹介するコーナー「みのりウォッチ」ではキャラクターがデザインされた自己改革マーク、女性部活動ではオリジナルSDGsマークを活用し、自己改革、SDGsの取り組みを分かりやすく紹介しています。
2019年からコミュニティー紙「Hodge Podge(ハッジパッジ、意味はごちゃ混ぜ・寄せ集め)」を年2回、各新聞折り込みで約20万部を発行しています。各号で一つの品目に特化し紹介することでその品目に興味、関心を高める効果につながっています。21年8月発行の「おおいた豊後牛」では歴史や生産者の思い、牛肉の選び方とレシピを紹介し、読者プレゼントには500人を超える応募がありました。
全共に向けて物語も伝える
また、2021年4月からJA共済「地域・農業活性化事業費」を活用し地元テレビ局であるOBS大分放送で独自テレビ番組「ハッジパッジTV」の放送を開始。番組では管内で頑張っている生産者や農業高校生の紹介の他、「SDGs」、「国消国産」をテーマとした内容や、今年開催される全国和牛能力共進会に向けての物語を伝え、公式YouTubeチャンネルでも見逃し配信をしています。
これからも組合員にスポットライトをあて、クロスメディアスタイルをより充実させた広報活動を広く展開することで県産農畜産物のPR・消費拡大に取り組んでいきます。
概要 | 令和4年3月31日現在 |
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正組合員数 | 5万4041人 |
准組合員数 | 5万1413人 |
職員数 | 1904人 |
販売品取扱高 | 355億円 |
購買品取扱高 | 171億円 |
貯金残高 | 5881億円 |
長期共済保有高 | 1兆8322億円 |
主な農産物 | 米、輪菊、トマト、ピーマン、スイートピー、イチゴ、カボス、ブドウ、梨、白ネギ、ニラ、小ネギ、豊後牛、高糖度カンショ、ハウスミカン |