新生「株式会社Ａコープ九州」がスタート

北部九州３県域に拡大、ＪＡファーマーズ店舗出店や国産農畜産物販売を強化

　㈱Aコープ九州と㈱Aコープ佐賀が4月1日、合併して北部九州3県域を営業エリアとする新生「㈱Aコープ九州」としてスタートを切りました。

　新会社は合併による規模拡大により、事業競争力・経営基盤の強化とJAファーマーズ店舗の積極的な出店を行い、組合員・利用者のニーズに対応した質の高いサービスを提供し、地域のくらしへ貢献するとともに、従業員が夢と誇りを持って挑戦し働きがいのある職場づくりを目指します。

　同日、福岡市内で開いた合併式典で後藤泰三社長があいさつし、「国産農畜産物販売強化に向け、JAの皆さまとしっかりと手を携えながら会社の使命を果たしていきたい。3県域を統合する会社となった利点を生かした商品交流、即食・簡便調理品などの品揃え強化により、新しい生活スタイルにマッチした店舗運営を目指していきたい」と意気込みを語りました。

　資本金は3億2500万円、2018年度の売上高計画は51店舗で約283億円、大型生産者直売所併設のJAファーマーズ店舗は、福岡の須恵店に続き佐賀、大分に展開するとともに、新規出店・改装を進めます。

　北部九州最大の国産農畜産物販売拠点として、地元産、県産、国産にこだわった商品政策のもと、生産者と消費者の懸け橋機能を発揮し、JAグループを挙げた売り場づくりに取り組みます。