久喜開発プロジェクト·東部総合センター棟が完成

米、青果、食肉、冷凍食品の集荷・保管・加工・配送担う

　埼玉県本部は5月11日、建設を進めていた東部総合センター棟（床面積約1000㎡、鉄骨造り2階建て、久喜市樋ノ口）が完成し、竣工（しゅんこう）式を行いました。

　同センター棟は、東北自動車道、圏央道へのアクセスに利便性のある東部総合センターの敷地内に建設しました。

　全農は、米、青果、食肉、冷凍食品の集荷・保管・加工・配送を担い、産地から消費地まで一貫した供給体制ができる総合物流拠点の整備計画を策定し、第2期工事として東部総合センター棟などを着工。今後は、物流倉庫、冷凍青果物工場、全農パールライスの精米工場などの建設を予定しています。

　竣工式は、来賓に梅田修一久喜市長、小畑幹県農林部長らを招き、埼玉県本部運営委員会の坂本富雄会長、根岸信一郎副会長、全農の倉重徳也常務ら関係者約40人が出席しました。坂本会長は「完成した新棟が県東部地区のJA経済事業の推進拠点として、JAの経済事業のさらなる発展に寄与できる場となるよう、一層の努力を重ねていく」と話しました。

　今後も同センター敷地の整備を進め、総合物流の拠点としてJA経済事業の支援強化につなげていきます。