ニュース&トピックス
JA全農インターナショナル㈱
2018年4月16日(vol.840)
英国の日系清酒醸造所へ日本産酒米納入開始
日本酒を通じた日本産米需要拡大に向けて
JA全農インターナショナル株式会社は、英国の清酒醸造所へ日本産の酒米の納入を開始しました。
納入先は、大阪市のビール醸造会社「堂島麦酒醸造所」が、ロンドンの北東にあるケンブリッジシャー州の30㌶の敷地に建設した清酒醸造所です。
同醸造所は4月から試験製造を始めており、初回納入分の4㌧は、全農パールライス株式会社灘工場で精米した「秋田県産秋田酒こまち」と「兵庫県産山田錦」で、3月26日に同醸造所へ納入されました。4㌧のお米からは一般的な清酒換算で9520㍑(一升瓶で約5300本)が製造される計算になります。
日本酒そのものの輸出拡大に加え、このように海外の醸造所に日本産原料米を供給していくことは、日本酒を通じた日本産米需要拡大のための有効な手段です。
JA全農インターナショナルは、このような原料用途向けも含めたあらゆる需要の創出に向けた提案を行っていくことで、今後も日本産農畜産物の輸出拡大に取り組んでいきます。