コミュニケーション
耕種総合対策部
2018年4月9日(vol.839)
「事業承継ブック集落営農版」が完成
全国の集落で世代を超えた話し合いを
全農では、事業承継を農業界の重要課題として捉え、「事業承継ブック~親子間の話し合いのきっかけに~(事業承継ブック親子版)」を発行し、全国の地域農業の担い手に出向くJA担当者「TAC」を中心に取り組んでいます。取り組みを進めていく中で、全国の現場から「親子版も良いが集落営農版をぜひ作成してほしい」という声が多数寄せられました。これに応えるため、「事業承継ブック~世代を超えた話し合いのきっかけに~(事業承継ブック集落営農版)」を発行しました。
事業承継ブック集落営農版は、事前に県域TAC部署を通じて冊子を配布し、TACの訪問活動などを通じて、集落営農組織での実践を進めていきます。
事業承継ブック集落営農版の特徴としては、事業承継ブック親子版で好評だった「気持ちを伝えるシート」など、世代を超えた話し合いに重きを置いて作成しています。また、集落営農の事業承継は農地に関連する内容が多いことから、全農が開発したZ─GIS(クラウド型営農管理システム)の活用も盛り込んでいます。さらに、TACパワーアップ大会表彰JAのJAふくおか八女の「法人運営10年プラン」、JAしまね「集落営農での事業承継ブック(親子版)の活用」などの全国の優良事例も盛り込んでいます。ぜひ、全国の集落営農組織での活用をお願いします。
事業承継ブック はこちらから