園芸事業で業務提携契約を締結

産地づくりや物流網の共同利用などで競争力強化

　全農は園芸事業に関し、デリカフーズホールディングス株式会社、カネマサ流通グループ（金正青果株式会社・株式会社マルマサフード）、エム・ヴイ・エム商事株式会社と業務提携契約を締結しました。

　デリカフーズホールディングス㈱は、業務加工用野菜卸の国内最大手で、外食を中心に多くの販路を有し、かつ商品開発力や自社物流網が充実しています。

　カネマサ流通グループは、青果仲卸業ならびにカット野菜の製造・販売事業を展開し、大手コンビニ、外食チェーン、量販店など多くの販路を有しています。

　エム・ヴイ・エム商事㈱は、青果物卸売業ならびにカットフルーツの製造・販売を展開しており、カットリンゴの製造・販売では国内最大手です。

　各社とはこれまでも全農および全農グループ会社と重要な取引関係にありましたが、業務提携により更に関係を強化し、国内契約産地づくりや、インフラ・物流網の共同利用、共同商品開発、販路拡大など、生産から販売までの一貫した取り組みを積極的に展開していきます。加えて、双方の集荷・加工販売・物流機能を活用した合理的・効率的な事業運営の仕組みを構築し、より競争力のある事業展開を目指します。