【Ｗｅｂ限定記事】岐阜県飛騨産の果物使用「濃厚にごりじゅれ」新発売

果物本来のおいしさにこだわった3種のフルーツジュレ

　岐阜県本部が提供した岐阜県飛騨産の果物を使用したフルーツジュレ「濃厚にごりじゅれ」が3月7日、鈴木栄光堂から発売されます。発売に先駆け2月3日、新商品を紹介するオンライン発表会が開かれました。

　「濃厚にごりじゅれ」は、「りんご」、「もも」、「とまととりんご」の3つの味わいが楽しめるアソート商品です。昼夜の寒暖差が大きい飛騨地域の果物から作られた、果汁の変性が少ないストレート果汁を使用しています。果実を皮ごと粗く搾る搾汁方法により果肉と繊維を残し、果物そのものの風味や個性的な食感が楽しめます。

　フレーバーの選定やパッケージデザイン、商品名の企画は同社と岐阜県立大垣養老高校が共同で実施。果物本来のおいしさを追求したという商品特長から、まるごとの果実を大きくレイアウトし、国産へのこだわりを表現したパッケージデザインが生まれました。この商品は、コロナ禍の巣ごもりによる「プチ贅沢（ぜいたく）」需要にも対応できると期待されています。

　岐阜県本部の伊藤善紀園芸部長は、「旬の時期が限られる果物も、ゼリーにすればそのおいしさを1年中味わってもらえる。規格外の果物や野菜も供給できるので、生産者の助けにもなる」と果物を使用した加工品の可能性に期待を膨らませました。

　東海コープや、コンビニエンスストアの一部店舗などで販売します。