ニュース&トピックス
神奈川県本部
2022年1月31日(vol.987)
県育成のイチゴ新品種 「かなこまち」デビュー
卸売市場でお披露目式開かれる
神奈川県本部は、2021年12月24日に小田原市公設青果地方卸売市場でお披露目された神奈川県オリジナルのイチゴ「かなこまち」の利用許諾契約を県と締結しました。「神奈川県いちご組合連合会」の事務局として、23年からの本格的な生産販売に向け、サポートしていきます。
「かなこまち」は、他県との差別化を図るため、神奈川県農業技術センターが育成した品種です。「紅ほっぺ」と「やよいひめ」を交配して2017年に誕生、20年9月2日に品種登録が出願されました。高い糖度、酸味と甘味のよいバランス、2L〜3Lの割合が多く大粒であることが特徴です。名前は「神奈川県生まれの美しくておいしいイチゴ」という思いから付けられました。
21年6月から県内のイチゴ生産者で組織する神奈川県いちご組合連合会の一部の生産者(53人)が栽培を始めました。主な栽培地域は、横須賀市、小田原市、秦野市、厚木市、海老名市などです。今年は4月ごろまで、県内の農産直売所「すかなごっそ」「はだのじばさんず」「夢未市」「海老名グリーンセンター」で販売予定です。