JA合併でブロッコリー販売のスケールメリットを発揮
JAあわ市は2021年4月1日、徳島県阿波市の3JA(JA阿波町、JA阿波郡東部、JA市場町)が合併し、誕生しました。これにより管内では「夏秋なす」の栽培面積は約20haと県内の約6割以上のシェアとなりました。また年々増加するブロッコリーの栽培面積は約300haとなり、10年で約5倍となっています。
ブロッコリー生産に 生かすスケールメリット
現在、ブロッコリー部会は旧JAの地区ごとに3支部あります。合併によるスケールメリットを発揮すべく、生産力の増進と販路拡大を図り、生産農家の所得向上を目的に、7月に「JAあわ市ブロッコリー部会連絡協議会」を設立しました。
協議会では、作型や品種構成の統一を実施し、今までは主に段ボール出荷だったものを、6キロ詰め発泡スチロールに統一し、資材の発注をまとめることでコストの低減を目標としています。
今後は出荷先の集約を行い、有利販売のための協議を続け、次年度中の完全な部会統一を目指しています。
さらなる産地拡大への方策
管内では圃場(ほじょう)準備や定植をサポートする農機の貸し出しや、オペレーターによる作業補助を積極的に行い、ブロッコリーの栽培面積拡大に寄与してきました。今回の合併を機に、さらに作業サポートの増強を行うため、新たに畝立て成形機と移植機を追加導入しました。また近年増加している冬期のマルチ栽培に対応するためのマルチ張り機や、根こぶ病対策の薬剤散布を畝立てと同時に行う装備も追加導入するなど、生産者の要望に合わせたサポート体制作りに注力しています。
また、今年度は同JA所有の育苗センターの増強工事を行っています。夏季の暑熱対策としての細霧冷房機の導入、冬季の苗の生育促進のための加温機設置など、高品質のブロッコリー苗の提供を目指しています。
合併のスケールメリットを生かしながら、育苗部門と圃場作業部門を充実させることで、継続的に栽培できる体制作りを実現し、今後もブロッコリー増産の推進に取り組みます。

概要 | 令和3年3月31日現在 |
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正組合員数 | 5491人 |
准組合員数 | 1677人 |
職員数 | 95人 |
販売品取扱高 | 28億7千万円 |
購買品取扱高 | 13億7千万円 |
貯金残高 | 503億9千万円 |
長期共済保有高 | 1155億6千万円 |
主な農畜産物 | ブロッコリー、ナス、キヌサヤ、ミニトマト |