【Ｗｅｂ限定記事】「越後姫いちごホワイトサワー」新発売

「越後姫」の上品な甘さ生かす

　全農は、国分グループ本社（株）と「越後姫いちごホワイトサワー」を共同開発しました。「越後姫」の果汁と発酵乳を使用、神奈川柑橘果工（株）で製造し、12月1日に発売しました。新潟県産イチゴ「越後姫」の果汁を3％使用、アルコール度数を4％とし、「越後姫」の特徴である上品な甘さを生かし、発酵乳と合わせることでまろやかな味わいに仕上げました。

　「越後姫」は1996年に新潟県園芸研究センターで誕生した、新潟生まれ新潟育ちのブランドイチゴです。関東地方の「女峰（にょほう）」、九州地方の「とよのか」、東北地方の「ベルルージュ」など、各地のイチゴの特徴を引き継いでいます。収穫時期は10月中旬から6月までで、ピークは4月から5月。新潟の冬を乗り越えて成長します。冬の「越後姫」はじっくり成長し、酸味が抜けて甘くなります。一方で、春の「越後姫」は甘味と酸味がほど良いバランスとなります。甘くてジューシー、大粒で果肉が柔らかいのが特徴です。

　この商品は、生食用として敬遠されがちな粒が小さい「越後姫」を加工用として使用することで、生産者の所得向上を目指しています。「越後姫」の良さを引き出し、果汁率とミルクテイストにこだわることで、濃厚な味わいを表現しました。

　新潟・北陸・長野・山梨・西東京・東海エリアのセブン‐イレブン約3400店で先行販売しています。※店舗により、取り扱いのない場合があります。