「梅酒の梅ドライフルーツ」新発売

漬け終わった梅の実を使用

　全農は、梅酒を製造した後の梅の実を一口サイズにカットし、糖漬けした「和歌山県産 南高梅使用 梅酒の梅ドライフルーツ」を発売しました。　

　酒造メーカーでは、梅酒を製造する際に、大量の青梅を使用しています。漬け込んだ青梅は、営業用として得意先に提供したり、飼料用として販売したりしていますが、それでも残ってしまった場合は、コストをかけて廃棄処分しています。

　この「梅酒の梅ドライフルーツ」は、広島県の大手酒造メーカーが高級梅酒の原料として使用した和歌山県産南高梅を、産地であるJA紀南が買い取り、ドライフルーツに仕上げた商品です。梅酒梅の風味を引き立たせ、やさしい口当たりの酸味に仕上げた、今までにないアルコール風味のドライフルーツです。

　原料の循環を実現し、新たな付加価値を創造した、SDGs（12.つくる責任 つかう責任）にも合致する取り組みです。ニッポンエールは、今後も商品を通して産地を応援していきます。