毎月15日は「Happy Rice う米day」「元気玄米」「里海米」で消費拡大を
JA晴れの国岡山は、毎月15日(いいこめの日)を「Happy Rice う米day(ハッピーライスウマイデー)」と定め、コロナ禍で米の需要が落ち込む中、全国最大規模の組合員数や店舗網を生かし、米の消費・販売拡大、地産地消の推進に力を入れています。特に農業振興の応援団である准組合員を中心に組合員の買い支えの輪を広げ、地元のスーパーとも連携して販売拡大を進めます。
元気玄米宣言で生産者と消費者に元気届ける
合併から1年を迎え、広域合併のメリットを生かし、生産者と消費者の双方に元気を届けようと、組合員とJA役職員の思いを「元気玄米宣言」として一つに結集。既存の地域環境を守る循環型農業によって作られる「里海米」の他、JA管内産の米を玄米や精米で独自製品化し、多彩なPR活動を展開しながら販売しています。
「元気玄米宣言」の一環である「Happy Rice う米day」は、家庭で食べる米の量を1日に1杯、1食でも増やし、家族みんなが元気に笑顔になってほしいとの思いを込め、15日(いいこめの日)に設定。JA直売所やオンラインショップでの特価販売の他、玄米の炊き方や栄養価、レシピを伝えるリーフレットの配布、米のお試しパック進呈などを通じて、JA産米の認知度を高めます。
直販で鮮度・安心感 値ごろ感を追求
近年の健康志向の高まりを受け、販売を強化した「元気玄米」は、集荷から販売までJAで一貫して手掛けた単一品種の1等米だけを取り扱い、鮮度や安心感、値頃感を追求。全量を色彩選別機にかけて紙袋に統一シールを貼り、JA直売所・支店などで販売しています。
また、精米を求める消費者向けに、新たに「農協精米」としてブランド化。JA産米を玄米で低温保管し、受注後に精米します。つきたての風味や香りを5kgパッケージに詰め、早ければ翌日に主なJA直売所に並びます。銘柄には根強い人気がある「コシヒカリ」「あきたこまち」に加え、(一財)日本穀物検定協会の食味ランキングで5年連続最高位「特A」を取得した「きぬむすめ」をそろえています。
今後は、多様な販売チャネルを活用した消費者への直接販売を拡大し、スケールメリットを生かした価格設定で独自製品の定着を目指す方針です。
概要 | 令和3年3月31日現在 (前年度の事業年度末実績) |
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正組合員数 | 9万5202人 |
准組合員数 | 5万254人 |
職員数 | 3258人 |
販売品取扱高 | 251億4千万円 |
購買品取扱高 | 213億7千万円 |
貯金残高 | 1兆3325億3千万円 |
長期共済保有高 | 3兆7416億5千万円 |
主な農畜産物 | ブドウ、桃、米(あきたこまち、コシヒカリ、きぬむすめ、アケボノ)、牛肉、野菜・花き(トマト、ゴボウ、ダイコン、キュウリ、ナス、アスパラガス、スイートピー、リンドウ)、黒大豆 |