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耕種総合対策部

タマネギ直播栽培、農研機構と共同研究

直播、畝立て、施肥、農薬散布が同時にできる作業機を発売

 全農は、農研機構とタマネギの直播(ちょくは)栽培について共同研究を行いました。農研機構はその結果から、畝立て、直下施肥、溝底播種(はしゅ)および農薬(粒状)散布が同時にできる作業機を開発、7月から(株)クボタが販売しています。


 農研機構が開発した作業機を使い、広島県本部のJA西日本営農技術センター(広島県東広島市)と農研機構の九州沖縄農業研究センター都城拠点(宮崎県都城市)の各試験場で3年間、直播タマネギの秋まき作型の試験を行いました。播種後11日目の平均出芽率は10%向上、初期生育も良くなり、3年間の換算収量は平均6t/10a以上でした。歩行型全自動移植機を導入した移植体系と比較して、育苗作業がなくなり労働時間も削減できます。

 この共同研究の成果から、農研機構とクボタで作業機の改良を進め、7月から販売を開始しました。この作業機を使用することで、本州以南でタマネギ直播栽培の生産が安定し、作業時間およびタマネギの生産コストの削減が期待できます。

詳しくはこちら
https://www.zennoh.or.jp/press/release/2021/83789.html

共同研究の成果を基に開発された作業機

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