県本部だより
長崎県
長崎県本部
2017年12月18日号(vol.826)
「味にこだわる長崎みかん」
ブランド品の拡大で消費拡大
現在、長崎みかんの出荷のピークを迎えています。長崎県は、温州みかん生産量全国5位(2016年度)の産地で、「味にこだわる長崎みかん」を目標として生産・出荷しています。
二つの県下統一 ブランドを確立
温州みかんでは、一定の基準を満たした果実をブランド品として販売しています。長崎みかんには、各産地のブランドの他に、県下統一ブランドとして「出島の華」と「長崎恋みかん」があります。「出島の華」は、昭和50年に本県で発見された「させぼ温州」の中から、糖度、酸度、食味で高い基準を満たした果実を厳選した最高級ブランドです。また、「長崎恋みかん」は、「恋(味が濃い)は中身で勝負する」というキャッチフレーズのもと、生産者自らが申請し、管理方法などを統一した「指定園制度」に取り組んだ園地で生産されており、「出島の華」に次ぐ一定以上のおいしさを確保したブランドです。
若手や女性生産者が 店頭で消費拡大展開
長崎みかんの消費拡大運動にも積極的に取り組んでいます。その一環として、11月18〜20日、県下の若手・女性生産者を対象とした「長崎みかん流通及びPR研修会」を行いました。これは、生産者自らが店頭に立ち試食宣伝を行うことで、消費者に味と生産者の顔を知ってもらい「長崎みかん」のファンを増やすことと、生産者が流通の現場や消費者のニーズをつかんだ上で、消費者に求められるみかん作りを目指すことが狙いです。
また、長崎みかんの銘柄向上対策として、新キャラクターの「みきゃっと」が誕生しました! 今後、消費者の皆さんに長崎みかんを親しんでもらうために、さまざまな場面でアピールしていきます。
これらの取り組みにより「味にこだわる長崎みかん」の消費拡大を目指しています。
