ニュース&トピックス
山形県本部
2021年7月5日(vol.966)
(株)JTBとの労働力支援事業を全国に先がけて実施
観光業関係者らがサクランボの収穫作業に携わる
全農と(株)JTBは4月1日に、農業労働力支援事業に関する連携協定を締結しました。6月3日、全国に先がけて山形県で協定に基づく支援事業が実施され、天童市にある(株)たきぐちファームで観光業関係者ら5人が作業しました。
今回の支援事業は山形県本部とJAが地域の農業労働力需要を取りまとめ、(株)JTBは新型コロナウイルス感染拡大による影響を受けている県内のホテルやバス会社などのほか、副業希望者や求職者に人材を募りました。
4日間で延べ20人がサクランボの収穫と選別・箱詰め作業に携わりました。(株)たきぐちファームの滝口征司代表取締役は「必要な時期だけ仕事を頼めるのはありがたい。こちらで人材確保をする必要がなく、出来高払いという仕組みも魅力的」と話しました。山形県本部では、今後も県内のさまざまな農業現場で労働力支援事業を展開する予定です。