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山形食品(株)

山形食品が新工場を建設

無菌充填システムで東北のエリア需給確立を目指す

 山形食品(株)は本社工場の西隣に、新たにペットボトルの無菌充填システムを設けた新工場を建設することを発表しました。5月に着工し、2022年10月から稼働予定で、約30人の新規雇用を見込んでいます。


 新システムは、約8㎝のペットボトル容器の原型からボトル成型ができ、滅菌・充填を工場で一貫して行えます。容器搬入にかかる物流コストを大幅に削減できるほか、常温での充填が可能なため、果実本来の香りや風味が損なわれにくくなります。

 工場内に新システムと製品倉庫、原料保管用冷凍庫などを新設するほか、製造の様子を見学できる通路も設置予定です。

 髙橋徹代表取締役社長は「生産者にとっての農産物活用先としてさらなる発展を目指し、東北で最先端の製造拠点を築いていく」と意気込みを語りました。

共同記者発表を行った髙橋徹代表取締役社長(中央)と冨樫満則専務取締役(左)、南陽市の白岩孝夫市長(右)

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