香港向けにマンゴーのライブコマースを実施
JAこばやし管内のマンゴー圃場からライブ中継
全農香港事務所とJA宮崎経済連は5月8日、香港消費者向けに宮崎県産マンゴーのライブコマースを実施しました。
ライブコマースとは、今、中国で急速に発展するEコマースの一つで、生中継で動画を配信し、商品を紹介して購入してもらうという販売の形態です。今回、JAこばやし管内のマンゴー圃場から全農インターナショナル香港㈱のSNSチャンネルのライブ中継を通じて、宮崎県で旬を迎えた「マンゴー」の魅力を紹介しました。
海外の消費者の生の声が聞けるライブコマース
当日はマンゴーの花の咲き方、生育方法のほか、高級ブランド「太陽のタマゴ」の糖度をその場で実際に測っておいしさをPRしました。ライブコマースはネットショッピングでありながら対面型の販売で、顧客と密接なコミュニケーションをとることができます。視聴者から「少し声が小さいよ!」と意見が出たり、識別番号としてJA名と生産者コードがマンゴーの表皮に印字されているという説明に対して「どのように印刷するのか?」といった質問が入りました。生産者と消費者が双方向でコミュニケーションを取りながら進めることができるライブコマースによって、週末だけで100個以上の注文が入りました。注文の多くは、「母の日」のプレゼントとして配送され、大変喜んでいただきました。
出演いただいたマンゴー部会の松田泰一部会長からは、「宮崎にいながら、実際に海外の消費者の方にPRすることができて大変良い取り組みだと思う」とコメントをいただきました。
海外市場は常に他国産地との競争が激しい市場です。全農は、生産者と消費者を安心で結ぶ懸け橋になることをモットーに、海外市場においても、生産者の声をお届けするなどの工夫をし、日本産農畜産物のより一層の輸出拡大に取り組みます。
「JA全農香港チャンネル」はこちら
https://www.youtube.com/channel/UCSQL2Zky5D4fd-wL90LvJ-A