ニュース&トピックス
米穀生産集荷対策部
2021年5月24日(vol.961)
種子生産基盤強化に向け生産法人への出資を実施
多収品種による契約栽培の取り組み拡大へ
全農は、種子生産基盤の強化を図り、契約栽培の取り組みを拡大するため、神奈川県伊勢原市の「伊勢原まるほ細野農園㈱」へ出資しました。
全農は、担い手への農地集積や消費構造の変化などに対応するため、担い手をターゲットに、中食・外食・加工用実需者と結びついた契約栽培を提案・推進しています。取り組む生産者の反当りの手取り最大化と作期分散を目指し、多収品種を中心に提案を進めており、この多収品種の種子を確保するため、全農が産地・生産法人等に採種委託を行っています。
全国的に種子生産基盤が弱体化するなか、安定的に必要な種子(原種・一般種子)を確保するため、今回、多収種子(原種)の採種委託先である神奈川県JA湘南管内の「伊勢原まるほ細野農園㈱」に出資しました。
全農は引き続き種子生産基盤の強化を図り、契約栽培取引を拡大していきます。