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宮城県本部

宮城県内集乳体制合理化で農家負担減へ

県内酪農団体の枠越え実現

 宮城県本部は宮城県内の酪農3団体と設立した「宮城県酪農団体合理化検討会」で、県内酪農家の負担軽減・収益向上を目指して協議を重ね、県内に5カ所あった集乳施設を3施設に集約し、62路線あった集乳路線を53路線に再編整備しました。


 宮城県本部をはじめ県内酪農3団体は平成28年8月から、県内酪農家の負担軽減・収益向上を目的に「宮城県酪農団体合理化検討会」を設立し、協議を重ねてきました。県内に5カ所あった団体所有の集乳施設(CS)を2カ所と業務委託工場1カ所の3施設に集約し、県内に62あった集乳路線を令和3年4月1日から53路線に再編整備しました。

 これにより、酪農家の減少などで負担増が見込まれた集乳経費の削減へ向け、新たな体制を構築できました。今後は集乳合理化のメリットとして、多方面での農家サービスにつながるよう協議を重ねることとなりました。全国初の県域を越えた広域集乳が同時期に始まり、集乳合理化のモデル事例となるよう取り組んでいきます。

広域集乳拠点のオープニングセレモニー

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