ニュース&トピックス
米穀部
2021年4月26日(vol.959)
パックごはん事業に参入
㈱JA加美よつばラドファに出資
米穀部は4月1日、宮城県のJA加美よつばが保有する㈱JA加美よつばラドファの全株式のうち約7割を取得し、パックごはん事業に参入しました。
㈱JA加美よつばラドファはJA加美よつばが1993(平成5)年に設立した会社で、「ガス直火炊き」、「しゃり切り」といった米のおいしさを最大限に引き出す独自製法により、27年間、パックごはんの製造販売に取り組んできました。
一方、全農はパックごはんの市場成長性を鑑み、自県の銘柄米をパックごはんで商品化したいという産地ニーズや、中食外食事業者の需要増への対応、米輸出拡大などの観点から、パックごはん事業への参入について検討を進めてきました。
パックごはん事業の成長戦略について協議を重ねた結果、互いの理念の実現に向けて関係をより一層強化する必要があるとの共通認識となり、出資に至りました。
今後、㈱JA加美よつばラドファは、2022(令和4)年度に新工場を取得して生産能力を拡大し、「ガス直火炊き製法」にこだわったごはんのおいしさ、商品力の高さを武器に、国産米パックごはんの販売拡大を図ります。