コミュニケーション
生産資材部
2018年1月22日号(vol.829)
平成29年度プラント施工管理担当者認証
一級1人、二級5人を それぞれ認証
全農は平成29年11月29日、「プラント施工管理担当者認証制度」に基づく平成29年度の認証者として試験に合格した一級認証プラント施工管理担当者1人、二級認証プラント施工管理担当者5人をそれぞれ認証しました。
カントリーエレベーター、選果場などの共同利用施設は、従来からの農畜産物を均質かつ多量に供給する機能に加え、外観および内部品質仕分けによる高付加価値化や消費者ニーズに基づく品目・品種の増加による少量多アイテム化への対応が求められています。一方、設備は経年により陳腐化・老朽化するため、更新・修繕保守費用はかさんでいます。このような変化に応えるため、施設は合理的な運営、再編整備が求められています。
全農は、これらの施設の規模決定、基本設計、施工業者選定、工程管理などを施主の立場に立って実施・支援する農協連合会の施主代行業務を行う担当者を26年度から認証しています。これにより、多様化するニーズに対応できる知見や法、制度に明るい担当者の育成と技能向上を図ることとし、これまでに一級19人、二級47人を認証しています。
認証は、一定の経験や資格要件を満たす者について厳正な試験を行い、第三者からなる審査委員会の審査を経て行われました。
一級認証プラント施工管理担当者は、「自ら業務を行う他、自己研さんに努め、後継者を育成する者」、二級は「プラントの設計・施工管理業務を遂行するのにふさわしい知識を持ち、上級認証者の指導を受けて業務を行い自らの技能向上に努める者」であり、高い技術水準と倫理観を備えた職員として、今後の活躍が期待されます。