ニュース&トピックス
東京都本部
2021年2月15日(vol.952)
「東京ビーフ」生産基盤やブランド力強化へ関係団体が連携
「東京ビーフ生産流通協議会」を設立
東京都本部は東京都産黒毛和牛「東京ビーフ」の生産基盤やブランド力の強化に向け、東京都内の肉用牛関係3団体と生産者とともに「東京ビーフ生産流通協議会」を設立しました。生産から流通まで関係機関が連携して取り組みます。
2020年は新型コロナウイルス感染症の拡大で、牛肉の需要・価格が減少するなど、畜産関係者にとって非常に苦しい年となりました。そこで東京都本部を含む都内の肉用牛関係4団体と生産者は、昨年11月29日に「東京ビーフ生産流通協議会」を設立しました。「東京ビーフ」は数年前にJA全農ミートフーズ株式会社が商標を取得し、都内産黒毛和牛を「東京ビーフ」として流通させています。まだ認知度が低いブランド牛のため、生産基盤の支援とともに、「東京ビーフ」のブランド力強化に向けて、協議会として取り組んでいく予定です。
この苦境を乗り越えるため、協議会を中心に東京都の畜産業に係わる関係者が一丸となり、生産現場への支援や、東京ビーフのPR・販路拡大などに取り組み、東京都畜産業の振興を目指します。