【Ｗｅｂ限定】「福島牛」のクラウドファンディングが目標達成

支援の輪　3カ月で2500万円超に

　福島県本部がJAグループ福島肉牛振興協議会と共同で立ち上げた「福島牛」のクラウドファンディングに、7月1日から9月29日までの約3か月間で2567万3499円の支援が集まりました。県内外の2438人から支援を受け、目標金額の2000万円を大きく上回りました。

　福島県のブランド牛「福島牛」は、東京電力福島第一原発事故の風評で、価格が市場平均価格より低い状況が続く中、新型コロナウィスル感染拡大による需要減退が、価格低下に追い打ちをかけました。こうした中、福島牛を県内外の方々に食べて応援いただきたいと、「＃プロジェクトF～あなたに届け福島牛～」と銘打ってクラウドファンディングに取り組みました。支援いただいた方に福島牛を味わえる返礼品を贈る取り組みです。

　クラウドファンディングと合わせて福島牛のPRも実施。福島県出身のタレント、なすびさんが福島牛応援団長に名乗りを上げ、自ら購入した福島牛42kgを無料で振る舞い、さらに自身のtwitterをフォロー、リツイートした人の中から50人にサーロインステーキ600gをプレゼントするなど、福島牛のPRにご尽力いただきました。

　クラウドファンディングの目玉だった「福島牛まるごと1頭分」をサポートしていただいた、地元スーパー(株)いちいでの特別販売には、福島県本部も連携し売り場を盛り上げ、なすびさんも一緒にPRするなど、福島牛の消費拡大に努めました。

　また、今回の取り組みでは、サポーターの皆さまにSNSで投稿いただき、その中から10名様に福島牛1万円相当分をプレゼントしました。

　福島県本部は全国からいただいたご支援を糧に、これからも高品質の福島牛を提供するため、生産支援・販売両面での取り組みを継続します。