ニュース&トピックス
営業開発部・耕種総合対策部
2018年3月19日(vol.836)
日本初の食品関係規格の世界水準化を後押し
日本で初開催のGFSI世界食品安全会議2018へ出席
GFSIは3月5〜8日、東京・台場のグランドニッコー東京で「世界食品安全会議」を開き、50カ国以上から1200人を超える参加がありました。
GFSI(Global Food Safety Initiative)は、2000年5月に民間の組織として発足し、「食品安全」を非競争分野として、国を超えて事業者間の取引に対応できるグローバル規格の世界共通の「食品安全認証スキーム」を運営しています。全農も今年度から、GFSIの会員(日本企業71社が会員)となり、日本国内のローカルグループの活動に参加しています。
この国際会議は毎年開かれ、日本で開催されたのは今回が初めてです。日本で開催された理由には、日本独自規格である「ASIAGAP」「JFS–C」を国際水準の規格としてGFSIでの承認を目指すことが目的の一つであり、会議成功に向けて、官民挙げての取り組みとなりました。
安倍晋三首相からビデオメッセージが寄せられ、齋藤健農水大臣の出席、鈴木大地スポーツ庁長官の講演など、国内の食品関連企業のトップが集い、食の安全に関し活発な討議が行われ、GAPをはじめとした食品安全に関する国際的な課題が共有され、日本初の食品関係規格の承認に向けての確かな手応えが感じられました。全農からも神出元一理事長、戸井COほか多くの関係者が出席しました。
会議終了後には、グローバルGAPのCEOであるクリスチャン・モエラー氏が全農を表敬訪問しました。