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神奈川県産米「はるみ」2年連続特A

生産意欲、生産者所得向上に大きな期待

 (一財)日本穀物検定協会が実施する米の食味ランキングの29年度の結果が2月28日に発表され、JA全農の開発品種「はるみ」が、昨年度に引き続き最高評価の特Aと評価されました。


 神奈川県本部米穀担当者は、「産地の実感としては28年産に比べて天候不順などにより作柄が良くなかったので、この結果に一安心している」と胸をなで下ろしています。「2年連続の特Aで、『はるみ』の引き合いが強まり販売価格が向上すれば、生産者所得の向上につながります。30年産に向けて生産者の励みになればうれしい」と話しています。

 「はるみ」は、平成27年に神奈川県の水稲奨励品種登録を機に作付面積が増加し、28年産の作付面積250㌶、生産量1250㌧に対し、30年産は1040㌶、5200㌧が見込まれます。

 「はるみ」の普及拡大のため、主産地JAでは生産者を対象に栽培指導講習会を実施しています。また平成28年度から「神奈川県JAいいコメづくり研究会」を立ち上げ、1等米比率向上に向けた県産米の品質対策や、販売PR、生産コスト削減など、さまざまな活動を行っています。

収穫期を迎えたわわに実った「はるみ」(JA湘南管内で)
全農パールライス製造「はるみ」(量販店向け)の米袋

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