JAズームイン
石川県
JAののいち
2020年7月20日(vol.930)
持続可能な農業と豊かで暮らしやすい地域社会の実現目指し自己改革を実践
JAののいちは、野々市市内の2JA(富奥、野々市町)が平成19年4月に合併して発足しました。野々市市は、面積は13・56㎢と石川県内一小さいながら、人口は5万5000人を数え、海や山、大きな河川のない平たん地で、古くから稲作が盛んです。また、石川県立大学や金沢工業大学を擁する学園都市と、大小さまざまな商店・商業施設が集積する商業都市としての顔を併せ持ち、全国住みよさランキングでも毎年上位にランクインし、2020年度は総合第1位を獲得しました。
さまざまな助成、援助で農業生産、加工など後押し
同JAは自己改革に掲げる持続可能な農業と豊かで暮らしやすい地域社会の実現を目指し、農業者の所得増大、農業生産の拡大、地域の活性化の三つの目標に取り組んでいます。野々市産米の品質向上に向けた食味こだわり米への助成をはじめ、農業機械の購入に対しても援助しています。また、高齢化する農業者の農業後継者不足を支援しようとライスセンターを新設し、農産物加工施設を新築することで農業者グループの農産物加工品の生産を後押ししています。さらにはJAが自ら栽培を行う石川県オリジナル品種のフリージア「エアリーフローラ」を新規栽培農家に指導する取り組みも実践しています。
また、組合員・利用者、地域住民との触れ合いの場として、学童や園児の収穫体験、組合員や利用者への感謝のつどいや農業まつりを通して、地域の活性化にも取り組んでいます。
JAののいち(石川県)
概要 | 令和2年3月31日現在 |
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正組合員数 | 1406人 |
准組合員数 | 2048人 |
職員数 | 45人 |
販売品取扱高 | 1億4千万円 |
購買品取扱高 | 18億5千万円 |
貯金残高 | 346億5千万円 |
長期共済保有高 | 812億7千万円 |
主な農畜産物 | 米(コシヒカリ)、キウイフルーツ、ヤーコンなど |