ラジオ番組「ＴＯＤＡＹ’Ｓ ＡＧＲＩ ＮＥＷＳ」ＪＡトップが自己改革アピール
200JAが出演
JA全農がTOKYO FMをキー局に全国38局で提供するラジオ番組「TODAY’S AGRI NEWS」で、JA役員（組合長・理事長ら）の出演人数が2月17日の放送で200人に到達します。トップ自らが多彩な自己改革の取り組みをアピールし、農業、地域の活性化に果たすJAの役割を全国に発信しています。
「前へ前へ、全力農業」 毎朝250万人に発信
番組は2018年夏に始まり、月〜金曜日の朝6時半から5分間放送、聴取者数は推定で約250万人に上ります。その日の日本農業新聞の中から注目の記事を紹介するコーナーと、全国各地のJA組合長らが、実践する自己改革の取り組みを語るコーナー「前へ前へ、全力農業」からなります。
「前へ前へ、全力農業」での組合長のコメントは、事前に電話で収録。それを月~金曜日まで日替わりで放送しています。出演人数は昨年5月に100人、そして今年2月17日の放送回で200人到達。全国でおよそ3割のJAが出演することとなりました。
新聞、ブログでもトップ広報を積極展開
番組に出演したことを日本農業新聞やJAのブログで発信するなど、積極的にアピールいただいているJAもあります。
鳥取県のJA鳥取中央は、栗原隆政組合長が2019年5月に番組に出演したことを、日本農業新聞の記事で紹介。記事では、電話収録に応じる栗原組合長の写真とともに、組合長の番組でのコメントの内容を紹介。鳥取県の期待の米の新品種「星空舞（ほしぞらまい）」の生産振興などに取り組んでいることに触れ、「伝わる発信力を強化」していく決意を発信しています。
また、2019年11月に出演した三重県JA津安芸の落合浩美理事長も、JAのホームページに設けているブログ「つあげ日記」（http://www.ja-tsuage.or.jp/staffblog/rij）で、「農家ファーストな農業」の実現を幅広く訴え、農家の意欲向上、消費者への「食」の安全・安心につながればと考え出演したと発信。番組内では、組合員のコスト削減へ農機のレンタル事業を展開していることなどを紹介しました。
多彩な自己改革 引き続き全国に
JAグループにとって、農業の振興、地域の活性化に向けた取り組みを分かりやすく伝え、組合員をはじめ広く理解を得ていくことは引き続き重要な課題となっています。今後も毎朝、全国に届く「TODAY’S AGRI NEWS」、「前へ前へ、全力農業」を通じて、各地のJAの自己改革の取り組みを発信していきます。
「前へ前へ、全力農業」の制作を担うエフエム東京の上野恭平ディレクター
1本の番組を作るために、毎回、1本の映画を作れるくらい、JAのことを調べます。「生産資材の価格を下げる」という取り組みだけを切り取っても、実現するまでの過程を聞けば、まるで、『プロジェクトX』です。あきらめるのか、それとも、突き進むのか……。担い手の人生を背負ったJAの決断一つ一つが、どんな小説よりワクワクする物語です。番組を作り終えるころには、そのJAの日本一のファンになっています。
15分と約束していた収録が、気がつけば、2時間を超えていたことも1度や2度ではありません。「こっちにきて農業をやろうよ」と誘ってくれた組合長、「自宅の庭で取れたからさ」と食べきれない量のかんきつを送ってくれた組合長もいます。全国各地に、“実家”が増えた気持ちです。そうした温かいつながりは、農業だからこそだと思っています。
ラジオのリスナーから、日本の農業の担い手が出てきてほしいとの思いで、この番組を作り続けています。その目標の実現へ、「全力」で「農業」を支えている全国のJA組合長の声を今後も「全力」で発信していきます。
TODAY’S AGRI NEWSの概要
●放送局:TOKYO FM、JFN系列のFM局 計38局
●放送日時:月~金曜日のあさ6:30〜6:35
●パーソナリティー:月〜木曜日 鈴村健一さん（声優）、金曜日 山崎樹範さん（俳優）
●番組ホームページ:https://www.tfm.co.jp/agrinews/（「前へ前へ、全力農業」の過去の放送回が視聴できます）
番組への出演希望など問い合わせは、JA全農広報・調査部広報企画課 （TEL 03-6271-8055）まで。
