ベルギープロサッカーチームのイベントで国産農畜産物PR
日本産米と和牛を使用した牛丼が好評
JA全農インターナショナル㈱は10月27日、ベルギーのプロサッカーチーム「シント=トロイデンVV(STVV)」が開いたイベント「ジャパンデー」で、牛丼の材料として日本産米と和牛を提供し、国産農畜産物をPRしました。
日本とつながりを深める「シント=トロイデンVV」
シント=トロイデンVVは、ベルギー東部のシント=トロイデン市を本拠地とするプロサッカーチームです。1924年創立と歴史があり、ベルギー1部リーグで活躍しています。
2017年に日本企業が経営権を取得して以来、日本人選手が多く移籍するなど、日本とのつながりを深めています。今年7月にはJETRO(日本貿易振興機構)の認定を受け、ベルギー国内で日本産食材を積極的に活用している飲食店・小売店を「日本食材サポーター店」として認定する活動を行っています。
「ジャパンデー」でスタジアム来場者に牛丼を提供
10月27日のホームスタジアムでの試合開催に合わせ、来場者に日本の食材、食品を無償で提供し、楽しんでもらうイベント「ジャパンデー(Japan Day)」が開かれました。多くの日本企業が協賛する中、JA全農インターナショナルが提供した日本産米と和牛は牛丼に調理され、来場者に振る舞われました。EU大使公邸のシェフが調理した牛丼は、お客さまから大変好評でした。
また、ジャパンデーの開催に合わせ、チームの所属選手やスタッフに、JA全農インターナショナルが輸出した日本産米(茨城県産コシヒカリ)を贈呈しました。
今後は単発イベントに終わらず、スタジアムで日本食材を使用した料理などの販売、クラブハウスへの食材の納品など継続的な輸出販売を前提に進めています。
全農グループは、海外で活動する選手やスタッフを「ニッポンの食」でサポートし、また海外で「食」文化交流を図るなど、今後も海外での日本食普及と国産農畜産物の輸出拡大に取り組んでいきます。