ニュース&トピックス
神奈川県本部
2019年8月12日(vol.894)
直売所職員が県内のJA直売所巡回
現場目線で情報共有、店舗改善のきっかけに
神奈川県本部は7月9日、JA直売所店舗巡回を実施し、県内6JA直売所から13人の店舗職員やパート職員が参加しました。毎年恒例の研修会ですが、店長以外の従業員を対象とするのは初の試みで、現場ならではの視点から生まれた意見を、魅力的な直売所づくりに生かしていく考えです。
当日は、3カ所の直売所を巡回し、「接客力」「値ごろ感」「鮮度感」「売り場構成」など20項目を採点しながら、各店舗の見習いたい部分や改善すべき点を評価しました。
店長との質疑応答では、集客のためのイベント企画や端境期の品ぞろえ対策の質問など、活発な意見交換となりました。
参加者は「普段関わりの少ない他店の人たちと交流できて、刺激を受けた」「普段の業務で抱えている悩みを共有できて良かった」など満足した様子でした。
県内JA直売所を取り巻く事業環境は、高齢化による出荷者の減少や品ぞろえの低下、近隣競合店の攻勢など厳しさが増しており、集客力や売上高は近年伸び悩んでいます。神奈川県本部は、新しいアイデアを生み出す場として、今後も店舗間交流を深め、人材育成支援を進めていきます。