ニュース&トピックス
福島県本部
2019年8月5日(vol.893)
輸送効率化へ肥料のパレット物流スタート
肥料パレット物流出発式を開催
福島県本部は県内の肥料輸送が本格化する7月に合わせ、7月3日に肥料のパレット物流出発式を行いました。全農全体で肥料のパレット物流化への取り組みが本格化する今年、福島県本部はより一層の肥料輸送効率化を目指していきます。
肥料はトラックドライバーによる手積み手降ろし輸送が大きな負担となっています。そこで、肥料工場からJAまで手積み手降ろしが発生しない一貫パレチゼーションに向け、全農全体として今年6月から肥料パレット輸送が本格化しました。
今回の取り組みで大きな課題となるパレット費用は、パレットの回収・再利用をすることで抑えていきます。東北ブロックでは耐久性のある共通のプラスチックパレットを使用することで、全国各地にある肥料工場へのパレット輸送を効率化します。
出発式で猪股孝二県本部長は、「厳しい物流情勢の中、円滑な肥料供給を行っていくために努力していきたい」とあいさつしました。
福島県本部では、全体の約4割が一貫パレチゼーション輸送に切り替わる予定です。