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経営企画部
2019年7月1日(vol.889)
JAグループ「次世代担い手育成ハウス」が完成
新規就農者育成と園芸振興へ島根県立農林大学校に設置
全農とJAしまねは、JAグループ「次世代担い手育成ハウス」を大田市の島根県立農林大学校に設置しました。島根県農業の次代を担う農林大学校の学生と就農希望の研修生が、自営就農を目指すための栽培技術の向上と、島根県園芸作物の実証を目的としています。
完成記念式典が6月6日に現地で行われ、島根県と学校の関係者、JAしまねの竹下正幸組合長らJA関係者約50人が出席しました。竹下組合長は「研修施設で学んだ皆さんが安心して就農でき、次世代を担う農業者として園芸振興に寄与できる施設としたい」とあいさつしました。
施設は複合環境制御ハウスで、「最先端の環境」かつ「低コストでの栽培体験」が可能で、間口8m×奥行28m(224平方㍍)を3棟設置しました。
研修品目は、島根県・JAの推進品目を中心に選定し、大学校と連携して育成に当たり、販売面はJAと全農が担います。
研修施設によって栽培技術の習得はもとより、安心して就農できる環境づくりを目指します。