特集
経営企画部
2019年6月17日(vol.888)
「JAアクセラレーター」参加7社を決定
JAグループ全国連の支援を受け事業開発、10月末に成果発表会
JAグループは5月27日、東京・大手町に「Ag Venture Lab(アグベンチャーラボ)」を開設し、スタートアップ企業などと連携し、新たな事業を創造する取り組みを始めています。5月29日に、スタートアップ企業を支援する「JAアクセラレーター」の最終審査コンテストを開き、同プログラムの参加7社を決めました。
JAアクセラレーターとは
近年多くの企業が自前主義の事業開発に限界を感じ、オープンイノベーションに取り組んでいます。その手法の一つとして、コンテスト形式でスタートアップ企業を募り、限られた期間で大企業が持つアセット(ビジネスノウハウや顧客接点など)を活用して支援するアクセラレータープログラムがあります。JAグループでも同様の取り組みに着手し、3月末の応募締め切りまでに192のビジネスアイデアの応募がありました。
最終審査 コンテストで7社を採択
最終審査コンテストでは、書類審査と面接を経て厳選された15社がプレゼンテーションを行いました。JAグループから4人、外部審査員3人による審査の結果、7社を採択しました。
採択された企業は、今後JAグループ全国連の支援を受け、現場の課題解決につながるようなイノベーションの実証試験を経て、10月末に成果発表会を行う予定です。
女子高生が特別賞を受賞
応募には何と女子高生からもありました。農作業で日焼けしてシミの多くなったお母さんを見て、日本では遅れている日焼け止め教育の必要性に気付き、市場リサーチも交えてプレゼンテーションを行いました。
大人のスタートアップに引けをとらない完成度は、聴衆を大いに驚かせました。