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秋田県本部

飼料用米活用畜産物ブランド日本一コンテストで農水大臣賞

秋田県小坂町のポークランドグループが県知事に受賞報告

 一般社団法人日本養豚協会が開いた「第2回飼料用米活用畜産物ブランド日本一コンテスト」で、ポークランドグループ(秋田県小坂町)の「日本のこめ豚」「米っこ桃豚」が最高賞の農林水産大臣賞を受賞し、3月18日に佐竹敬久秋田県知事に受賞を報告しました。


 ポークランドグループは、餌に地元産の飼料用米を配合した豚の生産をしており「日本のこめ豚」「米っこ桃豚」のブランド名で首都圏や県内に年間約14万㌧を出荷しています。飼養するすべての豚に離乳後から約10%、肥育後期には30%の飼料用米を与え、年間使用量は約1万㌧です。県内の休耕田活用などにもつながっている取り組みが高く評価されました。

 使用している飼料用米は、秋田県本部が全量集荷し、JA全農北日本くみあい飼料㈱が加工製造しています。

 ポークランドグループの豊下勝彦代表は「今後も出荷頭数を増やしていける仕組みを作っていかなければならない。それに伴い、米の利用や自給飼料の活用、耕作放棄地を開墾するなどの取り組みにもっとつながっていけばいい」と話しました。

 佐竹県知事は「この受賞を励みにいい豚を育ててください」と激励しました。

農水大臣賞受賞報告で左から秋田県本部の杉山昌史前県本部長、佐竹秋田県知事、ポークランドグループの豊下代表、JA全農北日本くみあい飼料㈱の守江寛社長

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