特集
営業開発部・耕種総合対策部
2019年4月8日(vol.880)
産地と実需者のニーズをつなぐ、JAグループの商談会 地域色あふれる全国の農畜産物・加工品をマッチング
JAグループ国産農畜産物商談会を3月12日、13日の2日間、東京・有楽町の東京国際フォーラムで開催しました。本商談会は国産農畜産物とその加工品の販売チャンネル拡大を目的とし、全農がJAバンクと共に主催しています。会期中は食品スーパー、生協、外食・中食、食品卸、食品メーカーなどから5034人に来場いただきました。
開会セレモニーでは長澤豊会長が主催者代表あいさつをした後、来賓の農林水産省・日本生活協同組合連合会各位からごあいさついただき、鏡開きで盛大に幕を開けました。
JAや生産法人など120団体から出展いただき、ブースや商談コーナーでは盛んに名刺交換や商談が行われました。
予約制個別商談会では成約率向上に向け、事前に出展者とバイヤーのマッチングを行いました。商談数は255件(前年比106%)と増えており、JAグループの国産農畜産物への需要の高まりを感じました。
出展者への当日アンケートでは、「年ごとに新しいつながりや情報を得る事ができている」、「新商品・開発商品について顧客の声を聞ける場として今後も積極的に参加したい」などの前向きなお声をいただきました。
この商談会をきっかけとしてバイヤーの皆さまと全国産地がパートナーとなり、日本農業の輝く未来につながることを期待します。
「TACの店」16JAが出展 生産にかける思いを 直接バイヤーへ
「TACの店」の出展は、担い手農家からの販売力強化の要望に応えるため、産地の魅力や担い手の生産にかける思いを直接バイヤーにつなげる機会として実施しています。今回は16JA(22ブース)が出展し、JAの担い手に出向く担当者(TAC)や担い手農家が、地元の農畜産物や加工品を広く実需者にPRするともに、販路拡大を目指しました。
ブースでの商談に加えて、会場エントランスでの出展商品の展示や出展者プレゼンでの商品紹介も実施しました。
今後は、今回の商談会で得られた実需者とのつながりやニーズを尊重し、さらなる生産振興や商品開発が展開されることが期待されます。