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米穀部

初のJA全農多収コンテストを開催

米の業務用向け契約栽培の取り組み拡大へ

 全農はJAと連携し、伸長する業務用向け米の契約栽培の取り組みを進めています。今回初めて、多収となる栽培技術の向上と優良な栽培事例の水平展開を図ることを目的に「JA全農多収コンテスト」を開催し、2月28日に三重県津市で表彰式を行いました。


 JA全農多収コンテストには、平成30年産で積極的に取り組んだ埼玉県・三重県の生産者を中心に約100人が参加しました。最優秀賞の全農会長賞には「ほしじるし」で10㌃当たり収量753㌔を達成した埼玉県のJAほくさい管内の熊倉光男氏が選ばれました。熊倉氏はさまざまな堆肥を積極的に活用し、また他の受賞者も土づくりに特に力を入れて多収を実現しました。全農では熊倉氏をはじめ、各受賞者の栽培概要をまとめて当日参加者に紹介しました。

 平成31年産以降はこのコンテストの対象地域を拡大し栽培技術の向上と普及を図り、今後の目標として掲げる31年産3万㌧、33年産10万㌧以上に向け取り組み拡大を進めます。

最優秀賞を受賞した熊倉氏㊧

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